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永遠の難問。
ハートは誰かに膨らませてもらう風船。それは探しても見つからない永遠の難問。一度は膨らんだハートが小さくなる時に教えてもらった事だけど、ハートは自分で膨らます事は可能だけど、それは自己満足で終わる...
風が強く。
コンクリートを割って咲いた花は黄色が多い。世の中は黒か白かじゃ無い気がしてきた。黒も本当は黒じゃ無い。沢山の色が混ざり過ぎての黒というただの表現だと思う。沢山の色がある事は確かだ。自由に使える色...
傘の気持ち。
ぶつかった傘は、こう言い出した。雨から守る気持ちがいっぱいある。雨もその気持ちを知ってるから、気持ちよく降ってくれる。晴れた日には、雨の日の疲れを癒して差してもらえる事もある。次の雨を待ちながら...
その先で。
手は出しちゃ行けない事が多いけど、口はそれほどじゃない。壁から現れたその人物は口に何かを加えながら話しにくそうに語りかけてきた。顔の感じからしてこの世の方ではなさそうです。顔色も白い。何も言わな...
無菌です。
とても優秀な野菜ができます。そんな広告と出会った。虫も付かない環境で、温度と湿度が管理されて、とてもいい環境です。洗う必要はありません。無菌です。何だかサラダが食べたくなった。ドレッシングは酸味...
ひとくち。
早朝から逃亡した犬を探すおじさんの表情は、怒りながらも優しかった。その何とも言えない目の中には逃亡した犬の気持ちになって、その行き先を見つけ出そうと深く考えてるようだった。さてチョコレートがコー...
額縁。
額縁と言う生き方。それは人として極める最後の形だと教わった。誰に教わったとか気にするのは粋では無い。だから、今は額縁なんて気にしなくていいと思う。少し誰も知らない所で、隠れて出した溜息の週末に気...
時計への期待。
時計を見て、ほっとした。これは時計の世界のことわざらしい。時計がズレる理由は、沢山あるらしいけど、一番の理由は時計の愛情らしいんだ。時計を気にする人の気持ちを少しずらしたいらしい。時計も色々と考...
揺るがす熱さ。
熱くならないと本気を出さないパスタの世界は、とても魅力的な世界だ。それにしても普段のパスタは、まったく言う事を聞かない奴らばかりだ。頭どころか、全身がカチカチに固い。動きも悪いし、ちょっとした衝...
キリンの個性。
キリンは困ってる。目立つ事は、いい事だと信じていた。目立つから何かしようと悩んだ。首をもっと長く見せた。足も長く意識した。歩き方も、おしゃれにしたんだ。だけど、あるのはキリンという個性しか無かっ...
個性は自由が。
個性は自由で無いと意味が無い。道具という世界には個性が重要で、同じ個性でも大きさが違えば、個性が生かされない事もある。まあ単純に個性は大きさじゃ無いという事でありまして、その大小ある個性は型には...
雨に任せて。
何処に君は所属するのかな。整頓された世界はとても綺麗に並んでる。もう迷う事は無いかも知れないけど、あまりにもシンプル過ぎないか。もうその色しか無いと諦めた気持ちが大きな声を出して言って来たよ。当...
三つ並べ。
トイレットペーパーの競争って知ってるかい。沢山使われたら、最後だ。芯が残るのに捨てられるんだ。そう言って来たのは、まだ準備中の扇風機だった。強く回すには、まだ時期尚早だからと、三つ並べを始めた。...
次の曲。
何処かへ行ってしまった。カセットテープという男は、過去を想い出とはしなかった。よく見えると思わないか。そう語りかけて来ては、まだ先は長いじゃないか。これからどんな音楽が用意されているのか、楽しみ...
無邪気に。
後戻り出来るのは自動車だけじゃないかな。運転手は色々と気を使いながら周りを見て後戻りをしては、元の道に戻って安心してるけど、それって窮屈だね。もう何も気にしないで走り出したらどうなのか。間違えた...